去る1月28日(金)に町会連合会役員理事新年懇親会を開催し、今年は46名の町連役員理事の町会長さんが参加されました。
懇親会の前段に岩見沢市総務部住民自治・安全安心推進室の鶴窪研次様をお招きし、「地域防災力について」をテーマに講演をいただきました。
講演では、今年の1月8日からの断続的な降雪により記録的な降雪量を観測し、市では15年ぶりとなる「豪雪対策本部」を1月18日に設置した話題から、様々な自然災害時における地域社会が防災に果たす役割や、地域力である「共助」の重要性についてお話いただきました。自主防災組織の必要性や役割、平時の考え方を変えた危機管理意識など、一層防災意識の高揚が図られたものとなりました。
その後、懇親会が行われ、来賓として岩見沢市長の渡辺孝一様、副市長の阿部啓吉様、市議会議長の鎌田誠様、社会福祉協議会会長の辰田義太郎様代理の深田倫男事務局長様を交え、懇親を深めました。
平成22年11月30日(火)に岩見沢市町会連合会と岩見沢地方宅建協会で連携し、道内では初の試みとなる「町会・自治会加入促進に関する協定書」を、渡辺市長様及び岩見沢商工会議所五十嵐会頭様立ち会いのもと、協定を締結しました。
近年では、人口の減少に相反し、多様化するライフスタイルにより核家族世帯や単身世帯が増え、町会・自治会への加入率は逓減傾向にあり、市内の約3万6千戸のうち4分の1にあたる約9,400戸をアパートやマンションなどの共同住宅が占めるなど住宅環境も変容しつつあります。
町会・自治会加入促進に係る活動については、町会・自治会では地道な役員等の個別訪問や加入案内に係るリーフレットの配布などを行っている一方、市では、転入又は市内転居の届け出の手続きを行った際に、町会・自治会の役割や必要性を記載した「町会・自治会加入申込書」の配布を行ったり、市の広報誌で町会・自治会への加入を呼びかけています。
このような背景の中、地域の繋がりの希薄化を防ぐため、岩見沢地方宅建協会にご協力いただき、不動産仲介契約時などに「町会・自治会加入申込書」の配布を行い、町会連合会でFAX等で申込みを受付け、その情報を該当町会へ取り次ぐ体制づくりを行うことで借り主は町会・自治会への加入手続きが簡素化されスムーズに行うことが期待されます。
また、岩見沢地方宅建協会では「町会・自治会加入申込書」の配布のほか不動産のオーナーの意向を確認した上で、賃貸借契約書に特約事項として町会・自治会加入の明文化をし、町会・自治会加入率アップに協力していただけることになりました。
去る平成22年11月29日(月)に毎年、行政と住民の相互理解を一層深めるために実施している「市長を囲んでの懇談会」を開催しました。
懇談会では、市より永年、町会活動に尽力され、この度退任された町会長に対し市長より感謝状の贈呈を行いました。贈呈者については以下のとおりです。(在職5年以上該当)
氏 名 町 会 名 在職年数
古 森 秀 一 日の出台朝日十日会 35年間
井 尻 賢 作 日の出台第1中央町会 15年間
富 岡 潤 美 東友会 14年間
安 野 八 郎 若葉町内会 14年間
木 村 鉄五郎 春日第1町会町会 10年間
今 利 水 稲穂町内会 10年間
上 野 敏 夫 日の出台しらかば町会 7年間
川 尻 一 義 元町中央町内会 7年間
川 口 隆 英 九条町会 6年間
古 畑 重 孝 見晴町内会 6年間
和 野 勝 志文本町会 6年間
武 藏 信 一 東親和会 5年間 (敬称略)
続いて、現在も町会活動に尽力されている町会長に対し、市長より感謝状の贈呈を行いました。贈呈者については以下のとおり。(在職10年該当)
氏 名 町 会 名 在職年数
森 田 寛 美園中央町会 10年間 (敬称略)
町連会長の吉田盛一より挨拶を行い、市へ平成22年度町会連合会要望書及び各地区協の要望事項を渡辺市長へ手渡しました。
その後、渡辺市長より挨拶をいただいた後、市長をはじめ、副市長、各部長の皆様と町連役員及び町会長との懇親を深めました。
去る10月26日に町連町会長研修会を開催し、「個人情報保護法と町会活動」をテーマに札幌総合法律事務所の野谷聡子弁護士を講師にお迎えし、研修会を行いました。
安全・安心な暮らしを支える町会が町会会員の氏名や住所・電話番号などの個人情報を持つことは、町会活動を行う上で必要不可欠であるため、大切な個人情報を守るために基礎知識や正しい管理の仕方などを研修することを目的として、約60名の町会長が出席されました。
「個人情報保護法」は、個人の権利と利益を保護することを目的に制定され、平成17年4月1日より施行されましたが、同法律による個人情報の取扱いの過剰反応など、理念や適用範囲の浸透については、まだまだ時間のかかるものとされています。
研修会では、町会で個人情報を取り扱う上で注意しなければいけない点など、具体的な事例等をもとに、大変わかりやすく解説していただきました。
研修会の後は、参加された町会長をはじめ、講師の野谷弁護士も参加いただき懇親を深めました。
参加された町会長からは、「大変勉強になった、地区協や単位町会でも実施したい」などの感想が多く聞かれました。
この研修を通し、各町会において個人情報の取り扱いについて、一層適正な管理が行われるものと思われます。
去る9月7日~8日に町連役員研修会を開催し、帯広市のごみ処理施設「くりりんセンター」とリサイクル施設の「十勝リサイクルプラザ」の施設見学、また帯広市町内会連合会と研修交流会をいたしました。
くりりんセンターは十勝環境複合事務組合で運営されており、帯広市・音更町・芽室町・幕別町・池田町・豊頃町・浦幌町・中札内村・更別村で構成されています。3炉あるごみの焼却施設では生ごみをはじめ紙類・布類を全て焼却することで、重量は約5分の1、体積は約17分の1にし、埋め立て処理量を減らすとともに衛生的なごみ処理をされているということでした。
また、焼却の際に発生する高温・高圧蒸気を利用し7,000kw(約2万戸分)の電力を発電し、施設における全ての電気をまかなうと共に、余った電気は売電することで年間1億3千万の収益(平成21年度)があるとのことでした。
大型ごみや不燃ごみについても、破砕機にかけることで体積を小さくし、限りある埋め立て地を長く使用するために処理されているなど、地球に優しいごみ処理施設でした。
十勝リサイクルプラザの施設見学を行いました。
この施設では、年間12,000t~13,000tが搬入されるうち、その他プラスチックとして分類された約4,500tから3,500tをリサイクルし、残りの1,000tはリサイクル不可能なごみとして廃棄処分しているそうです。
施設見学では、ペットボトル・ガラスびん・缶類・容器包装プラ・容器包装紙の選別から圧縮ラインを見学しました。
資源として可能な限り再利用するための工場であり、最終処分場の延命や資源循環型社会の形成に努力されていました。
ちなみに、岩見沢市のペットボトルも十勝リサイクルプラザに搬入され、リサイクルされているそうです。
2日目は、帯広市町内会連合会の役員と研修交流会を行いました。
帯広市町内会連合会は、「町内会活動のしおり」や「町内会の個人情報保護の手引き」などを作成されており、各町内会が活動を行いやすいような取り組みを積極的に行われていました。先進的な取り組みを伺う他にも、連合会活動や各町内会活動における取り組み事例や町会加入促進活動、また各町内会におけるごみ処理方法等について、ざっくばらんな話をさせていただきました。役員の皆さんは積極的に意見交換を行っており、充実した研修交流会となりました。帯広市町内会連合会役員の方をはじめ、事務局の市民活動推進課の職員の皆様には、ご多忙中にも関わらず時間を割いていただき、親切なご説明を賜りましたことに対しましてお礼申し上げます。大変ありがとうございました。
2日目は大正(笑)庵で昼食をとりました。
大正(笑)庵は札内にあった古民家を移設した店舗で趣があり、アンティークな内装や小物が雰囲気を醸し出していました。
天井が高く開放感を感じさせ、蕎麦はコシがありやや太めの田舎蕎麦風で美味しくいただきました。
そして大正(笑)庵の前で記念写真をバスの運転手さんに撮っていただきました。
今年は、宿泊を伴う2日間の日程で研修を行いましたが、出席された役員同士の絆が一層深まったとともに、各研修先では今後の町連活動に参考になる内容ばかりで、大変実りのある研修となりました!
去る8月23日(月)に平成22年度町連と地区協女性の集いを開催いたしました。 講師講演では、食と健康財団の玄米酵素に所属されている村上純子氏を招き、「健康と長寿・食育」をテーマに講演をいただきました。村上先生は数々のトライアスロン大会で優勝しているプロフェッショナルトライアスリートであり、2006年のオロロンライントライアスロン国際大会では前人未到の10連覇を達成されています。その偉業は、日頃のトレーニングも去ることながら、日頃の食事と健康法によるものだと言うことでした。講演では、若さを保つ食事(特に酵素の重要性)やロコモティブシンドローム(運動器の働きが衰え、要介護や要介護のリスクが高い状態。運動器症候群のこと。)を予防する運動法(ロコトレ)を実践を交え、楽しくわかりやすく説明していただきました。
講演後の休憩時間では、ケーキとコーヒーを食べながら会話を楽しみました。
休憩後は、各テーブル毎に前段の講演内容の感想や地区協・町会女性部の活動内容、地区協・町会女性部が抱える悩み等について、意見交換会を行いました。
意見交換会では、
① 町会で食事提供のある事業に、村上先生からお話いただいた若さを保つ食事(例えば白米から
玄米に変更する)など、町会の事業にも活かせる大変良い内容だった
② 町会の女性役員と忌憚のない意見交換を通して、町会の運営には女性の力が必要だということ
が改めて感じた
③ 独居高齢者への手作り弁当を渡し、地域住民から見守られているという安心感を持ってもらう
ことや、独居高齢者の安否確認を目的とした若松地区協の取り組みがとても良い事業だと思った
などの感想がありました。
7月25日(日)に第4回町連ふれあいパークゴルフ大会をいわみざわ公園「ローズパーク」において開催いたしました。当日は前日からの大雨でコンディションや開催自体そのものが危ぶまれましたが、昼からは晴れ、絶好のパークゴルフ日和となりました。
参加者は市内23地区協、総勢314名という大勢の地域の皆さんが一堂に会し、スポーツを通じて交流を深められました。
競技種目は「男性70歳以上の部」、「男性69歳以下の部」、「女性の部」と3種目に分かれて競い合いました。
今年で4回目を迎えましたが、地域の皆さんからは毎年開催を楽しみにしているという方も多いこの大会ですが、参加された皆さんにとっては、日頃の運動不足の解消と各地区協の皆さんとより信頼と連帯感を深める良い機会だったのではないでしょうか。
開会式では、早朝にも関わらず、来賓として渡辺市長がお越し頂き、挨拶と始球式をしていただきました。
結果については、「男性70歳以上の部」では鳩が丘地区協の岩城 香さん(スコア98)、「男性69歳以下の部」では鳩が丘地区協の大灘 光治さん(スコア98)、「女性の部」では志文地区協の前田 啓子さんがそれぞれ優勝されました。
各種目別の順位結果については下段のPDFから見ることができます。
去る6月7日(月)に平成22年度全道町内会活動研究大会が開催され、前段に功労者表彰として
岩見沢市からは、鳩が丘町会の渡邊 直会長、7条東町内会の中川 甫会長、栄町会の吉田 盛一会長の3名が、単位町内会・自治会組織会長表彰を受けられました。
続いて、市区町村町内会自治会連合会組織基本調査報告の基調説明があり、コミュニティ研究の第一人者と言われている名古屋大学名誉教授である中田 實氏から「安心・安全をめざして、町内会・自治会の活性化と絆づくり」と題し、講演されました。講演では、町会の抱える課題は、社会の変化が課題を生み出しており、現代人は心のつながりを失いつつある。周りを意識しない人が増えており、町会は地域環境の変化・時代の変化に対応を迫られている。地域に必要な活動を「自己責任」とせず、一番危険にさらされている「個人の問題」を「地域の問題」として捉えなおすことにより、子どもの安全や独居高齢者の見守り、空き巣被害、振り込め詐欺など、現代の課題に対応できる町会活動を行うことが重要であると説いてくださいました。
6月8日(火)の平成22年度北海道町内会連合会総会では、道町連事業に係る平成21年度活動報告及び平成22年度活動内容、その他収支予算決算について議事が諮られ承認されました。
道町連役員の選任事項についても承認されました。
去る4月26日(金)に平成22年度岩見沢市町会連合会総会(第45回)が開催されました。
総会の前段において、永年、町会活動に尽力され、この度退任された町会長に対し町連吉田会長より感謝状の贈呈を行いました。贈呈者については以下のとおりです。
氏 名 町 会 名 在職年数 町連役員年数
井 尻 賢 作 日の出台第1中央町会 15年 15年
今 利 水 稲穂町内会 10年 5年
和 野 勝 志文本町会 6年 5年
古 畑 重 孝 見晴町内会 6年 3年
富 岡 潤 美 東友会 14年
安 野 八 郎 若葉町内会 14年
上 野 敏 夫 日の出台しらかば町会 7年
砂 川 邦 男 暁町内会 4年
佐 藤 文 靖 ますみ町会 4年
菅 田 正 武 幌向第24町内会 3年 (敬称略)
議事では、金子町会会長の谷内章広氏が議長を務め、協議事項の議案第1号 平成22年度活動方針(案)及び議案第2号 平成22年度各会計予算(案)について原案どおり承認されました。
また、選任事項の町会長退任による町連役員の欠員補充について、以下の町会長が承認されました。
欠員補充者
氏 名 町 会 名 役 職
北 島 清 治 東和町内会 会計監事
総会閉会後、岩見沢市長の渡辺孝一様から、「平成22年度に向けて」と題し、講演をいただきました。
その後の懇親会では、鎌田市議会議長様より来賓挨拶をいただき、各町会長の懇親が一層深められました。