各種事業

 岩見沢市町会連合会では5つの部会を設け、それぞれ各町会及び各地区協議会との協働体制に努め、子どもから高齢者までの誰もが安心して暮らせる地域づくりを願い、具体的取り組みの推進・実施に努めてまいります。

平成31年度 活動方針

 

 私たちを取り巻く生活環境は、一段と厳しくなりつつあります。少子高齢化と叫ばれて久しくなりますが、これからもこの環境は当分続くと考えなければなりません。そのためには、現在の環境をどう守り、どう維持し、どういう方向に進めるのかが問われる時機に入っています。これは岩見沢市のみならず、日本全体の問題として考えていかなければならないことです

 この超高齢社会において必要とされるものは、町会連合会のスローガンであります「手をつなぎあえる地域づくり」、「心に安らぎのある地域づくり」、「隣人愛に根ざし根ざした地域づくり」であり、このスローガンを基本的な活動指針として活動を推進して参りました。しかしながら、町会等を取り巻く状況は年々様変わりをしております。岩見沢市も、人口減少や超高齢社会など、様々な課題や多様化する市民ニーズに対応するため、「岩見沢市総合計画」を策定し推進しており、新しい計画の下、町連としても協力を惜しまないものです。

 町会連合会では、私たちを取り巻く大きな課題として「会員の減少や町会未加入者の増加」、「役員のなり手不足」、「女性の参加・協力の推進」等が挙げられ、これらに目を向けていかなければならないと考えております。昨年の「単位町会基本調査」からも、この様なことが大きくクローズアップされております。町連として、この調査を踏まえ町会未加入対策の一環として、宅建協会・教育大学・不動産会社等へ、町会加入の協力要請をして参ります。また、「町会役員のなり手不足」も課題として取り上げられました。近年、退職年齢や年金の支給年齢の引き上げ等があり、若い方の役員不足は否めません。しかしながら、町会としては手をこまねいておれません。町会に高齢でもお元気な方もおられます。ぜひ、そういう方のお力をお借りして、町会運営にご尽力をお願いして頂きたいと思います。

 現在、町会連合会には214の町会・自治会が加盟し、共に活動しておりますが、会員が減少し、町会活動に苦慮されているとの声を耳にいたします。そのため、近隣の町会同士の交流により、お互いに絆を深められる活動を視野に入れて、考慮していかなければいけない“とき”ではないでしょうか。これらを踏まえ、昨年開催いたしましたが、新任の町会・自治会長を対象とした研修会を本年も実施いたします。町会活動に資することができれば幸いと存じます。

 現代社会の中で、女性の活躍はすばらしいものがあります。町連も女性の活動の場として、「女性の集い」の実施や地区協の「女性の活動促進」を助成いたします。また「女性を中心とした組織」の確立をしたいと思います。このことにつきましては、新年度早々に実施いたします。具体的な内容につきましては、各地区協女性(婦人)部の皆さんと協議をして進めて参ります。

 また、各地区協や各町会におきましても、女性活動を支援し、より多くの女性の皆さんの事業参加に加え、地域のリーダーとして活躍いただけるように期待をいたしたいと思います。

 地域の安全・安心を維持しつつ、会員との共存を保ちながら、会員が住んで良かった、と思われる町会づくりは、会員による町会づくりであり「自助」「共助」「公助」の精神を尊重しつつ、岩見沢市や岩見沢市社会福祉協議会などの関係機関・団体と連携し、「岩見沢に住んで良かったと実感できるまちづくり」の実に向けた活動を継続して参ります。

 岩見沢市の掲げる「岩見沢に住んでいて良かったと実感できるまちづくり」、さらに社会福祉協議会の「支え合い 共に生きる 住みよい地域づくり」、北海道町内会連合会の「ひとりの不幸もみのがさない住みよいまちづくり全道運動」を共に推進し、活動の推進をより一層図って参ります。

 各地区町会連絡協議会及び各町会等と連携を図り、誰もが安心して暮らせる「地域づくり」を目指します。

 最後に、各地区町会連絡協議会長、各町会・自治会長、関係機関各位のご理解、ご協力を申し上げまして平成31年度の活動方針の総括といたします。

 

 

 

※ 各部における事業内容については、右上部にある各部会名をクリックすると見ることができます。